金沢駅東口のスタバに敬意。
11月26日(土)・27日(日)、
余命わずかと宣告されてホスピスに入った親戚に会いに行った。
場所は金沢である。
命の問題なのだから遠いなどとは言っていられない。
粛々と会いに行った。
この親戚のことは別の機会に述べるとして
初めて訪れた金沢の印象を書き留めておきたい。
※ ※ ※
正直言って驚いた。
古都とか、加賀百万石というイメージは皆無である。
金沢駅東口は「おもてなしドーム」という
なんともクールな広場となっていた。
以前、新築された京都駅を訪れたときに感じた
「これでいいのか?ニッポン」という自分のつぶやきが
ここでも聞こえた気がした。
例えば「さいたま新都心」ならいざ知らず、
世界に名だたる金沢がこれでいいのだろうか。
何が自分たちのコンセプトなのか分かっていない。
あそこも、ここも、画一化してしまう悲劇。
※ ※ ※
そんな中で、駅前のスターバックスだけが
古都の景観になじむべくデザインされていた。
アメリカ生まれのコーヒーショップが
日本の店舗より、「和」を大切にしてくれるとは。
皮肉な現象である。
残念ながらスターバックスに入る時間はなかったが
心から敬意を表したいと思った。
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