文化・芸術

エイプリルフール2014

TPP交渉次第では海外資本のコンビニエンスストアが日本市場に続々と上陸することが予想される。そこで経済産業省は国益を考慮し、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの三社に対して合併を行政指導した。しかし合併後の名称を「セフロマート」と一方的に提案したことから「セフレに似ていて道義的に許されない」、「フロという語感がなまぬるい」、「マートを付けることでファミリーマートを暗に優遇している」など各方面から批判が相次いでいる。また合併に含まれなかったミニストップも「我々のソフトクリームは国民的財産なのになぜ?」と不快感を隠さない。コンビニ合併は今後も論議を呼びそうだ。(4月1日20:00配信)

上記はエイプリルフールにFacebookに掲載したウソ記事。なかなか評判が良かったので、ここにもメモリアルしておきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

中澤きみ子 with イタマール・ゴランを聴く

2012年1月27日(金)午後7時より、ヴァイオリンの中澤きみ子とピアノのイタマール・ゴランによるコンサート「モーツァルト+1」を聴いた。これまで中澤きみ子の演奏は何回か聴いているが、イタマール・ゴラン氏の演奏は初めてで、その音楽性、芸術性に度肝を抜かれた。この日は伴奏者であるにも関わらず圧倒的な存在感であった。ピアノを自らの身体の器官であるかのように操り、聴衆は彼の音の世界に引き込まれていく。世界で一流の室内楽ピアニストの面目躍如であった。これは何とも説明しがたい。説明のできない世界だ。禅でいうところの「不立文字」(ふりゅうもんじ)という境地だろうか。中澤きみ子の演奏も素晴らしかったのだが、ピアノの音色、そのささやきが今も耳に残って離れない。ゴランはまごうことなき名ピアニストなのだと痛感した。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

スタジオジブリ「コクリコ坂から」原画展

Photo

朝から晩までPCに向かってお仕事をしていたので、夕方、所沢西武で開催されている「コクリコ坂から」原画展に行ってみました。

催事場での開催と聞いていたので、よくありがちな雑然とした展示で、グッズ販売がメインなのかと思っていました。しかし、きちんと壁を組んで設営された展覧会場のような雰囲気で、売場とは別世界でした。落ち着いて展示を見ることができました。

ジブリ作品の素晴らしさは今さら言うまでもありませんが、今回の原画もすばらしいものでした。とにかく絵がうまいし、味があります。宮崎駿さんのコンセプトスケッチやイメージボードはもうそのまま芸術作品ですし、宮崎吾朗さんやジブリスタッフの人物画や背景画にも、思わず見とれてしまいました。所沢の百貨店にいること忘れてしまうような至福の時間を過ごすことができました。

0日までということなので、明日で終了ですね。興味のある方は、頑張って時間をつくり、ぜひ寄ってみてください。作品に描かれた時代(昭和38年ごろ)が懐かしいだけでなく、明日に向かって静かな元気をもらえる原画展です。(一般・大学生500円、クラブオン会員300円、高校生以下無料

余談ですが、私は最近クラブオンカードを持ち歩かないので、しっかり500円払ってしまいました・・・!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

詩人・和合亮一氏の朗読会 in 吉祥寺

251400_146067795473880_100002119801

詩人・和合亮一氏の朗読会に行ってきた。先日、吉祥寺の交流会「吉カフェ」で知り合った宮島佳代子さんが運営する「吉マムネット」の主催ということで、せっかくのご縁を大切にしようと思い参加した。

安養寺の大広間が満席になる盛況で、聴衆の年齢も若者から高齢者まで幅広かった。よくある詩の朗読会とはまったく違う雰囲気である。吉祥寺ならではのコミュニティなのかもしれない。

会場は基本的に畳に座布団を敷いて座るスタイル。足腰に難のある人向けには椅子席や腰掛席が用意されていた。それにしても盛況だ。ご住職が挨拶の中で「寺は本来、こうして人が集まるところ」と話していたが、まさしく同感。

まず吉祥寺出身のヴァイオリニスト増田太郎氏の演奏。「浜辺の歌」からはじまり、オリジナル曲を交えつつ熱演。20歳の時に失明されたというが、まだ若いから最近のことなのだろうか。現在はテレビやラジオで活躍されているそうだ。

http://tarowave.com

演奏後、休憩をはさんで、和合亮一氏の朗読。和合氏といえば第一詩集で中原中也賞を受賞したことで印象に深いが、詩の世界では有名でも、一般の方々にはなかなか馴染みがないことと思う。しかしきょうの聴衆の集まり方は素晴らしい。

和合氏は福島在住の詩人。国語教師でもある。東日本大震災以降、Twitterで多くの詩を発信し、注目を浴びている。今回の朗読も、その作品群から選ばれた。静かに語りかける言葉の波に、ときおり現れる叫び。悲劇と苦悩の中にも希望を見出そうとする詩人の言葉が、聴く者の奥深いところを刺激する。

Twitter アカウント  wago2828

この朗読会の収益は「東京里帰りプロジェクト」(東日本大震災で被災された妊婦の方々を東京で受け入れるプロジェクト)に寄付されるとのこと。宮島さんはじめ、スタッフの方々の献身的なはたらきに敬意を表したい。

(MEMO)

・日時 2011年7月17日(日)15:30開場 16:00開演

・会場 安養寺(武蔵野市吉祥寺東町1-1-21)

・出演 和合亮一(詩人) 増田太郎(ヴァイオリニスト)

・主催 吉マムネット http://www/kichimom.com

・共催 Tama-unite

・後援 むさしのFM 朝日新聞出版 新潮社 徳間書店 NPO法人マドレボニータ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

谷川さんちのお地蔵さん

小平霊園の我がお気に入りスポットの近くに、
谷川さんという方のお墓があります。
もちろん全然知らない人ですけど。
そのお墓にはお地蔵さんがおまつりしてあります。
いまは背景のエニシダがきれいです。
今回は葬られている谷川さんにご挨拶してから、
写真を撮らせていただきました。
なかなか魅力的な表情のお地蔵さんでした。

オン・カカカ・ビ・サンマイエイ・ソワカ
2011041112220000

| | コメント (0) | トラックバック (0)

空の会 自作を読む・物語を読む

きょうは朗読会「空の会」(くうのかい)に行ってきました。会場は狭山市駅東口から徒歩7分のところにある、生活クラブ「狭山生活館」の談話室「しゃぼん玉」です。出演者は人形劇団主宰の渡辺啓明さん、朗読家の北川洋子さん、そして大正琴演奏の山崎早苗さんの3名でした。

Dsc03382

北川洋子さんは朗読を本格的に学び、現在は意欲的に活動をしている方です。詩も書かれるので、それがご縁でかつて知り合いました。きょうの会でも司会役も兼ねるなどご活躍でした。

第1部が渡辺啓明さんの人形を交えた朗読「モチモチの木」(斎藤隆介作)と、北川洋子さんのクリスマスにぴったりの朗読「ろくでなしのサンタ」(浅田次郎作)、そして第2部はお二人の自作を読むといった趣向でした。合間には山崎早苗さんの大正琴に合わせた歌声喫茶風な時間も設けられていました。

渡辺さんの朗読は、特にお爺さんの声が絶品で、民話の朗読や昔語りなどしたらとても魅力的だろうと思いました。北川さんはツヤのある声で声量もあり、まさしく専門家の朗読です。文学作品を朗読で聴く味わいを堪能できました。

Dsc03383

余談ですが、会費1000円なのにドリンクとお菓子まで出て大丈夫なのだろうかと、採算を心配してしまいました(笑)。会場は約30名で満員御礼。楽しい会でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

奈良の古寺と仏像(三井記念美術館)を鑑賞。

Photo
かなり暑いとはいえ、先日までの湿度のある嫌な暑さとは明らかに違うので、午後から思い切って外出しました。本日は日本橋の三井記念美術館で開催中されている「奈良の古寺と仏像 ―會津八一のうたにのせて―」という展覧会を鑑賞しました。

この展覧会は、平城京遷都1300年を記念して開かれる展覧会で、新潟、東京、奈良の巡回展となります。ただし内容は会場によって個性があるそうで、まったく同じものではないとのこと。こうして東京で拝観できるのは幸せなことです。

展示は何もかも素晴しいのですが、ここではあえて私なりのベスト3に絞ってコメントをしておきたいと思います。

夢違観音(法隆寺)
以前、上野の国立博物館でお目にかかったことのある観音様ですが、また東京でお顔を拝することができました。若々しく爽やかで、それでいて深く思惟する表情が印象的です。悪夢を見たときに善夢に変えてくれるという言い伝えがあり、夢違観音(ゆめちがいかんのん)と呼ばれています。私のなかで観音様というと、聖観音と並んで、この夢違観音のイメージが大きいような気がします。

聖徳太子立像(元興寺)
父親である用明天皇の病気平癒を祈る16歳の聖徳太子の姿です。いわゆる孝養像と呼ばれるものです。ヒノキの寄木造で、目は玉眼、衣服の色彩は時を経て色褪せていますが往時の雰囲気を残しています。初めてお目にかかりますが、今回、最も霊的なインパクトを感じました。正面に立ってガラス越しに見つめ合う感じでしたが、結構混雑している会場でありながら、その時だけ太子と私の周囲に誰もいなくなり、思う存分見つめ合うことができたのが不思議でした。聖徳太子信仰では、太子を如意輪観世音菩薩の化身としていますが、観音信仰の好きな私に何かインスピレーションを埋め込んでくれたのかもしれません。

地蔵菩薩立像(東大寺真言院)
右手に錫杖を持ち、左手に宝珠を捧げる地蔵菩薩です。お地蔵さまといえば阿弥陀如来が本地ですが、最前線で世を救い人を救うたくましさの感じられる地蔵菩薩です。この地蔵菩薩も霊的インパクトがとても強く、訴えかけてくるものがありました。
この展覧会の特長ですが、會津八一の奈良にまつわる和歌と書を鑑賞できるのも、わたしにとってこの上ない歓びです。奈良という視点から彼の作品を多くの仏像とともに味わえるのですから、感慨深く、素晴しいひとときになりました。

東京展は2010年7月7日から9月20日まで、三井記念美術館で開催されていますので、仏教、仏像、奈良、會津八一などに興味のある方はぜひご覧になることをおすすめします。(写真は三井記念美術館のエントランスです)

| | コメント (0) | トラックバック (0)