池上線久が原駅前の天然温泉。
仕事の道すがら、東急池上線久が原駅前の銭湯「益の湯」に行ってきました。東京の住宅街でありながら、この界隈は黒湯が湧出する温泉地帯でもあるのです。
地下から湧き出す天然温泉は黒いお湯。これは長い長い歴史の中で、地層に埋もれた植物が分解され、生成されたフミン酸という有機物が溶け込んだものだそうです。
造りはごく普通の昭和レトロな銭湯ですが、やはり天然温泉は格別です。浴場に入ると湯船は3列に分かれていて、左が透明な普通の湯、真ん中がぬるめの黒湯、右が熱めの黒湯でした。ぬるめの黒湯にしばらく浸かると身体がまろやかに温まり、落ち着いた気分になってきます。
効能の最初に「ヒステリー」と書いてあったので、思わず笑ってしまいましたが、どうやら脳神経系に作用があるようです。ウツにも良さそうな感じ。もちろん温泉の基本である打ち身、切り傷、やけどなどにも効果的で、肌もつやつやになると書かれています。実際、常連として来湯している高齢者のみなさんは、みな肌がつやつやでしたから、それなりに説得力がありました。
ご近所の方々は幸せですね。毎日、天然温泉しかも黒湯に入れるのですから。うらやましい限りです。
【データ】
名称/益の湯
所在地/大田区南久が原2-1-23
営業時間/16:00~23:00
定休日/木曜日
入浴料/大人450円
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